あやおけぶろぐ

うつ病で発達障害スペクトラムのあやおけが、考えていること

うつ療養中に!実家からの突然の連絡を断つにはグリーティングカードが使える!

 

こんにちは!

うつ病歴約5年のあやおけです。

 

簡単な病歴はこちらの記事で

 

ayaoke.hatenablog.com

 

 

 

うつ状態の時には、電話もLINEも苦手

 

私は実家を遠く離れて一人暮らしをしていますが、

うつがしんどかった時に非常にやっかいだったことの一つが、

 

実家との連絡

 

でした。

 

 

特にいつかかってくるかわからない電話は苦手で、

着信音が鳴るといつもびくびくしていました。 

 

前職でお電話でのクレーム対応を多く担当していたことも影響していると思いますが、

精神疾患の方のエッセイなど拝見しても、

電話は苦手、という声はよく聞きます。

 

 

 

せっかく心配してかけてきてくれたのに、

怖くて折り返しもできずに、

それがいつまでも気になってしまったり、

 

電話に出ても、遠く離れた両親や祖父母に私の状況を正確に伝えることは難しく、

(そばにいられたとしても、理解されないことの方が多いように思いますが、)

電話口で泣き出してしまったり、

会話に耐えられなくなって突然電話を切ってしまったり…

 

 

電話の相手にとっては何でもないひとことのつもりでも、

電話を受けている人にはひどく傷つく内容だったりします。

 

 

 

LINEなどSNSのメッセージも、普段は便利だと感じているのですが、

うつ状態の時には返信もできず、

結局既読無視になってしまうことも…

 

そしてそれが気になって自己嫌悪に陥ってしまいます。

 

 

突然の連絡には返事ができない、

でも返事をしないのは申し訳ない…

 

 

そんな時は、

グリーティングカード

がおすすめです!

 

 

グリーティングカードをおすすめする理由

グリーティングカードとは、

クリスマスや新年などのあいさつや、相手への感謝の気持ちを伝えるために送られるカードのことです。 

 

ロフトや東急ハンズのような雑貨店に、

ずらーっと並んで売られているアレです。

 

メールやSNSなど通信手段の発達した現代において、

目にしたことはあるけれど、使ったことはあまりないという方が多いのではないでしょうか。 

 

 

そんなグリーティングカードをおすすめする理由は以下の通りです。

 

・断然気持ちがこもっているように見える!

ビジネス以外の個人的な手紙のやりとりはあまりしない人が多いので、

短い文章でもそっけなく見えにくいです。

 

さらに、相手が喜ぶような図柄のカードを選ぶことで、

相手を思いやる気持ちも表現できます。

 

手書きの文字は、書き手を近くに感じることができ、

遠く離れている家族にも喜ばれると思います。

(手書きで文字を書くことが不安な方は、手書きでなくてもOK)

 

このように遠く離れていても身近に感じられるということは、

突然で頻繁な連絡をセーブする要素になります。

 

 

スマホやPCを使わない人にも送ることができる!

ケイタイやスマホ、PCを持たない、という方の場合、

相手の近況を知りたければどうしても自宅の電話から、ということになりますが、

手紙であればそのような方にも読んで安心していただけます。

 

 

・突然返事がくることがない

カードを送ったは良いけれど、

突然電話やSNSメッセージで返事が来てしまって、本末転倒…

ということを防ぐために、内容に工夫をしましょう。

 

 

 

 

どんなグリーティングカードがよい?

伝えたいことがたくさんある場合には手紙でもよいですが、

私は断然カードがおすすめです。

 

なぜなら、上記のように、

 

文章をたくさん書かなくても見栄えがするから!!!

 

文章を書くメッセージ欄の大きさも様々ですので、

自分が書けそうなくらいの大きさのものを選びましょう。

 

 

グリーティングカードは、

外出できるのであれば、雑貨店、文房具店、書店などで買うことができます。

 

外出できない場合には、インターネット通販でも買うことができますし、

インターネット上で無料で公開されているテンプレートを使用して、

自宅で印刷することもできます。

 

 

相手が誕生日などの記念日ならお祝いの図柄がよいでしょうし、

別に何の記念日でもない場合は、

季節を感じる図柄のカードが喜ばれます。

 

 

 

文章の内容は?

 自分の現在の状況や気持ちを素直に伝えたい場合は、

思うがまま書くのもよいかと思いますが、

 

今回の記事では、相手からの突然の電話やSNSメッセージを断つ!

ことを目的としていますので、

以下のような内容がおすすめです。

 

 

・変わりなく元気にしていること

精神疾患のことを知っているようであれば、

いい日も悪い日もあるけれど、おおむね元気である旨を書くのもよいと思います。

全然元気でなくても、まあまあ元気と言っておくほうが連絡がくることを防げます。

 

 

・忙しくて電話やSNSメッセージにはなかなか答えられないこと

「最近少し忙しくしていて、なかなか電話も出れずにごめんなさい。

これからも少し忙しい日が続く予定なので、急に連絡くれても答えられないと思う。」

 

 

・電話に出れなくても返信しなくても、相手のことを思いやっていること

「また落ち着いたら連絡するね。返信はいらないので、そちらも体に気を付けて過ごしてね。」 

 

 

こんなに文章書けない!という方はこの中のどれか一つでもいいと思います。

 

おおまかには「自分の無事」と「相手を思いやる気持ち」と「返事はいらないこと」が伝われば、

暫くは突然の連絡を防ぐことができます。

 

 

おわりに

確かに手書きのグリーティングカードは手間もかかりますが、

送り先に喜んでもらえて、かつ電話など突然の連絡を防ぐこともできる、

有効な手段ではないでしょうか。

 

私は実際に母や祖母に宛てて、

それぞれの誕生日、母の日、敬老の日、年によっては暑中見舞いカードを送っていますが、

これをはじめて、突然電話での連絡が来ることは格段に減少しましたし、

実家に帰省しろ!というプレッシャーも少なくなりました。

 

うつ状態では、机に向かうことも苦しい、という場合もあると思いますが、

少し調子のいい日があれば、

無理をせずできる範囲で試してみてください。